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介護で「怒り」が出るのはなぜ?|要介護になるきっかけと、親への“野良怒り”を防ぐ体のケア
「最近、親に対してイライラしてしまう」 「つい強い言い方をしてしまい自己嫌悪になる」 介護や親のサポートをしている世代の方から、このような相談を受けることがあります。 決して珍しいことではありません。 実際、日本では高齢者虐待の約7割が家族によるものと報告されています。 そして多くの場合、最初から虐待があったわけではなく、疲れ・ストレス・余裕のなさから少しずつ関係が悪化していくと言われています。 今回は ・要介護になるきっかけ ・親に対して起こる「野良怒り」 ・虐待を防ぐために大切なこと を、体のケア(整体)の視点も含めてわかりやすく解説します。 要介護になるきっかけは「大きな病気」だけではない 多くの人は 「要介護=脳卒中や骨折」 と思いがちですが、実際はそれだけではありません。 厚生労働省の調査では、要介護になる主な原因は以下のように報告されています。 ・認知症 ・脳血管疾患(脳梗塞など) ・高齢による衰弱(フレイル) ・転倒・骨折 ・関節疾患 ここで注目したいのは、フレイルや転倒です。 フレイルとは、簡単に言うと 「体の予備力が落ちている状
勝仁 林
3月17日読了時間: 4分


「マッサージだけで良くならない痛み」|整体との違いをわかりやすく解説
肩こりや腰痛があると、多くの人がまず「マッサージ」を思い浮かべるのではないでしょうか。 実際に、**「大村市 マッサージ」**と検索してお店を探す方も多く、 「とにかく気持ちよくほぐしてほしい」 「疲れをとりたい」 という目的で利用される方が多い印象があります。 もちろん、マッサージにはリラックス効果があり、疲労感の軽減にも役立ちます。 しかし一方で、 その場では楽になるけれど、すぐ戻る 何度も通っているのに痛みが変わらない 慢性的に同じ場所がつらい このような経験をされた方も少なくありません。 そこでよく聞かれるのが、 「整体とマッサージって何が違うの?」 という質問です。 今回は、その違いをわかりやすく説明します。 マッサージの目的 「筋肉をほぐしてリラックス」 一般的なマッサージの主な目的は、筋肉をほぐすことです。 人の体は、疲労やストレス、長時間同じ姿勢などによって筋肉が緊張します。 マッサージでは手技によって筋肉を刺激し、血流を改善することで、 疲労感の軽減 リラックス効果 一時的な痛みの軽減 といった効果が期待されます。...
勝仁 林
3月12日読了時間: 3分


「膝はまだ良くなる」|変形性膝関節症に整体ができること
「もう軟骨がすり減っているから仕方ないですね」 変形性膝関節症の方が病院でよく言われる言葉です。 そのため、 年齢のせいだから仕方ない 手術するしかない できるだけ膝を使わない方がいい と思ってしまう方も少なくありません。 しかし現在の国際的な診療ガイドラインでは、手術の前に保存療法(運動・体重管理・徒手療法など)を段階的に行うことが強く推奨されています。 特に運動療法は最も推奨度の高い治療とされ、膝の痛みや歩行能力を改善することが多くの研究で示されています¹。 つまり、 「膝は使うと悪くなる」のではなく、 「正しく使うことで守られる」可能性がある ということです。 では、その運動の効果を高めるために、整体では何をしているのでしょうか。 大切になるのが ①筋膜の動きを整えること ②関節の動きを整えること です。 ①筋膜を整える|膝が動きやすい土台を作る 膝の痛みは、膝関節そのものだけが原因とは限りません。 実際には、 太ももの筋肉(大腿四頭筋) 腸脛靭帯(太ももの外側) ハムストリングス(太ももの裏) ふくらはぎ といった筋肉や筋膜の硬さが影響し
勝仁 林
3月10日読了時間: 4分


背中が丸くなってきた…それ「圧迫骨折後の猫背」かもしれません
背中が丸くなってきた…それ「圧迫骨折後の猫背」かもしれません 整体でできる体の整え方 「最近、背中が丸くなってきた」「前かがみで歩くようになった」「昔より身長が低くなった気がする」 整体の現場でも、このような相談はとても多くあります。 こうした変化の背景にあることが多いのが**脊椎圧迫骨折(背骨の骨折)**です。 「骨折」と聞くと転んだときに起こるイメージがありますが、高齢の方、特に骨粗鬆症がある方では、 くしゃみ 重い荷物を持つ 布団を持ち上げる 軽く尻もちをつく といった 日常の動作でも起こることがあります。 さらに実際には、 骨折に気づかないまま過ごしている方も少なくありません。 圧迫骨折のよくある症状 圧迫骨折では、次のような症状がよく見られます。 ・背中や腰に急な痛みが出る・寝返りや起き上がりがつらい・体を起こすと痛みが強くなる・背中の一か所を押すと強く痛む 神経を圧迫することは比較的少ないため、しびれよりも 動作時の痛み として感じることが多いのが特徴です。 発症してから数週間は痛みが強く、その後少しずつ落ち着いていきます。 しかし、
勝仁 林
3月7日読了時間: 5分


変形性膝関節症は“年齢のせい”じゃない|学術が示す本当に効果的な介入と正しい向き合い方
前回の記事では、変形性膝関節症は単なる「老化現象」ではなく、長年の立ち仕事・歩行・家事・育児など、体を支え続けてきた“努力の積み重ね”の結果として起こりやすい状態であることをお伝えしました。 今回はその続きとして、 変形性膝関節症にはどんな介入が効果的とされているのか 手術と保存療法(手術しない治療)はどちらがよいのか なぜ筋肉をつけると関節の負担が減るのか を、学術的根拠をもとに、できるだけわかりやすく解説します。 まず結論:基本は「保存療法」から始める 国際的な診療ガイドラインでは、変形性膝関節症の治療は まず保存療法から行うこと が強く推奨されています¹。 保存療法とは主に、 運動療法(筋力トレーニング・体操) 体重管理 物理療法・徒手療法(リハビリ・整体など) 必要に応じて薬や関節注射 といった方法です。 特に運動療法は、ほぼすべての主要ガイドラインで「強く推奨」される中心的治療です。これは一時的な対症療法ではなく、 痛みの軽減・機能改善・生活の質向上 に効果があることが、多くの研究で示されているからです。 つまり、👉「まずは動かすこと
勝仁 林
2月22日読了時間: 4分


膝の痛み、変形性膝関節症とは|長年の頑張りが形になったサイン
「膝の内側が痛い」「歩き始めがつらい」「夜、ズキズキして眠れない」「長く歩けなくなってきた」 こうした症状で医療機関を受診し、 変形性膝関節症 と診断される方は少なくありません。 多くの方が「歳だから仕方ない」「もう治らない」と感じてしまいますが、実はこの病気は**これまで体を使ってきた“証”**とも言えます。 よくみられる症状 変形性膝関節症で多い症状は次のようなものです。 膝の 内側の痛み 押すと痛む(圧痛) 立ち上がり・歩き始めが痛い 階段の昇り降りがつらい 夜間痛 長距離を歩けない 初期では「動き始めだけ痛い」程度でも、進行すると 日常生活そのものが負担 になっていきます。 疫学|女性に多く、遺伝も関係する 疫学研究では、変形性膝関節症は 女性に多く 、年齢とともに有病率が上昇することが示されています。また、**家族歴(遺伝的要因)**が発症リスクに関係することも報告されています。 「変形性膝関節症の発症には、加齢、性別、遺伝、肥満、関節への機械的負荷など複数の因子が関与する」(Anderson AS, Loeser RF, 2010).
勝仁 林
2月20日読了時間: 4分


大村市|腰痛・肩こりが楽になる人の共通点|続く運動は ”自分で選ぶ” から始まる
痛みと向き合う第一歩は「自分で選ぶ」こと 運動を続けるコツと体が変わる考え方 ― 腰痛・肩こりが気になる人ほど知っておいてほしい話 ― 「運動したほうがいいのは分かっているけど、続かない」「痛みがあるから、動くのが怖い」 整体の現場で、非常によく聞く言葉です。 でも実は、運動が続かない理由は、 意志が弱いからではありません。 多くの場合、「自分で選んでいない」ことが原因です。 「やらなきゃいけない」「言われたからやる」 この状態では、どんなに体に良いことでも長続きしません。 痛みがある人ほど「選択」が大切 腰痛や肩こりがあると、 「安静にしたほうがいい」「動くと悪化するかもしれない」 そう考えがちです。 しかし慢性的な痛みの場合、動かなさすぎることで 筋肉が硬くなる 血流が悪くなる 関節の動きが小さくなる といった変化が起こり、 かえって痛みが長引くケースも少なくありません。 つまり、👉 動くか動かないかを“自分で選ぶ”ことが、痛み改善の第一歩 になります。 「自分で選ぶ」ことは英語で何というか? この考え方は、心理学では Self-dete
勝仁 林
2月15日読了時間: 3分


1日たった5分で寿命が変わる?|座りすぎをやめるだけで体が若返る最新研究
「運動しないといけないのは分かっているけど、なかなか続かない」「仕事や家事で時間が取れない」 こう感じている方はとても多いのではないでしょうか。 実は最近、 1日たった5分多く体を動かし、30分座る時間を減らすだけで、早期死亡リスクが下がる可能性がある という研究結果が報告されました。 「そんな少しのことで本当に変わるの?」と思われるかもしれませんが、ポイントは**“ゼロをやめる”こと**です。 この記事では、研究内容を噛み砕いて解説しながら、 なぜ5分でいいのか 座りすぎが体に与える影響 続けるコツ 整体と組み合わせるメリット まで、分かりやすくお伝えします。 なぜ「5分」でも意味があるのか? これまでの健康情報では、 1回30分以上 週3回以上 といった条件が強調されがちでした。 そのため、 「そこまでできないから、どうせ無理」と最初から諦めてしまう方も多かったと思います。 しかし近年の研究では、 短時間でも体を動かす習慣がある人ほど死亡リスクが低い ことが分かってきました。 つまり、 👉 まったく動かないよりも👉 ほんの少しでも動く こ
勝仁 林
2月14日読了時間: 4分


大村市|坐骨神経痛はこうして改善する ―研究が示す ”正解ルート”―
坐骨神経痛の原因で多い「脊柱管狭窄症」 手術がいいの?それとも手術しないほうがいいの?―やさしく解説します 坐骨神経痛でお悩みの方から、よくこんな質問を受けます。 「病院で“脊柱管狭窄症”って言われました」「手術したほうがいいんでしょうか?」「できれば手術はしたくないんですが…」 結論から言うと、👉 多くの人は、まず“手術をしない方法”から始めてOK 👉 それでも改善しない場合に、手術を検討する という考え方が、現在の医学の主流です。 今回は、難しい専門用語はできるだけ使わず、「なぜそう言われているのか?」をわかりやすく説明します。 脊柱管狭窄症ってどんな状態? 背骨の中には「 脊柱管(せきちゅうかん) 」という、神経の通り道があります。年齢や長年の負担によって、この通り道が 少しずつ狭くなる ことがあります。 すると神経が圧迫され、 ほとんどが「 お尻から下」に出る痛みやしびれ お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけての痛み・しびれ 少し歩くと足がつらくなる 休むと楽になる といった症状が出やすくなります。 このように、...
勝仁 林
2月13日読了時間: 4分


大村市|その坐骨神経痛、放っていませんか?|今すぐできる対策
目次 坐骨神経痛のわかりやすい症状 お尻の中の筋肉「梨状筋」が硬くなると? どうして「姿勢調整」が効果的なのか 実践① 足を上げて寝る 実践② 股関節・膝を90度に曲げる 実践③梨状筋ストレッチ 整体の視点から Q&A|よくある質問 よくある患者さんの体験から 「最近、長く歩くと足がしびれてくる」「お尻の奥がズーンと重だるい」 このような症状がある方は、 坐骨神経痛 が関係している可能性があります。 坐骨神経痛は、**神経が圧迫・刺激されることで起こる“症状の総称”**であり、特定の病名ではありません。その背景には、腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、筋肉の緊張、姿勢や体の使い方の問題など、さまざまな要因が関与します。 今回は、日常でよくみられる症状の特徴と、エビデンスを踏まえた考え方、自宅でできる対策について解説します。 坐骨神経痛のわかりやすい症状 長く歩くと足のしびれが強くなる 休むと少し楽になる お尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛み・しびれ 腰より お尻の奥がつらい と感じることが多い 特に多いのが、 歩行によってしびれが増すタイプ..
勝仁 林
2月12日読了時間: 5分


坐骨神経痛とは?|気づかぬうちに進行する“足のしびれ・痛み”の正体
目次 主な症状 どうやったら良くなるのか?(エビデンスより) 実践編|自宅でできる基本対策 整体の視点からのコメント まとめ 参考文献 「お尻から太もも、ふくらはぎにかけてジンジンする」「長く歩くと足がしびれて休みたくなる」このような症状で悩んでいる方は少なくありません。 その代表的な原因の一つが 坐骨神経痛 です。実は、坐骨神経痛は 日本人の約5人に1人が生涯で一度は経験するといわれるほど身近な症状 であり、特に中高年以降で増加します。 また、坐骨神経痛の背景には 脊柱管狭窄症 や 椎間板ヘルニア などが隠れていることも多く、「地味だけど生活を確実にむしばむ痛み」と言える存在です。 男性でも女性でも高齢者には特に多いと現場でも実感しています。み この記事では、 坐骨神経痛の正体 簡単な診断の考え方 エビデンスに基づく改善方法 現場で多いケースと整体的視点 について分かりやすく解説します。 坐骨神経痛とは 病名ではなく症状の総称 です。腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先へ走る「坐骨神経」が何らかの理由で刺激・圧迫されることで起こります。 代表的
勝仁 林
2月11日読了時間: 4分


「異常なし」と言われたのに痛いあなたへ ― その痛み、気のせいではありません
目次 痛みとは、実際または潜在的な組織損傷に関連する、あるいはそれに似た、不快な感覚的・情動的体験 痛みが長引く人ほど「動かなくなる」 大切なのは「原因探し」より「向き合い方」 整体の視点:検査に写らない部分を見る まとめ 次回は、原因がはっきりしない腰痛に対して、研究で効果があるとされている対処法を、日常生活や施術の現場でどう活かすかという視点で、わかりやすくお伝えします。 病院でレントゲンやMRIを撮り、「特に異常はありませんね」「様子を見ましょう」そう言われたのに、現実には痛みが続いている。 「じゃあ、この痛みは何なの?」「気のせいってこと?」「このまま一生治らないの?」 そんな不安を抱えている方は、決して少なくありません。 結論からお伝えすると、 検査で異常がなくても、痛みがあることは珍しくありません。 そしてそれは、 あなたの気のせいではありません。 腰痛や膝痛の研究では、 画像所見と症状が一致しないケースが非常に多い ことが分かっています。 例えば、 ヘルニアの画像があるのに痛みがない人 画像に異常がないのに強い痛みがある人...
勝仁 林
2月10日読了時間: 4分


体重と膝・股関節痛の関係とは?|体重が増加で何倍の負担がかかるのか
目次 体重と膝・股関節痛の関係とは? 体重が増えると関節にどれくらい負担がかかるのか 体重が重い人ほど関節痛になりやすい 【臨床での体験談】 【臨床での体験談(現場から)】※追記 体重と膝・股関節痛の関係とは? ― 体重増加が関節に与える影響と対策 ― 膝痛や股関節痛に悩む方の多くが、 「年齢のせいだから仕方ない」「遺伝だからどうしようもない」 と考えがちです。 確かに、 遺伝的要因 や 職種・生活環境 (立ち仕事、重労働、長時間座位など)も関節痛の発症に関係します。しかし、多くの研究から、 体重は関節痛に大きく影響する主要な要因の一つ であることが分かっています。 体重が増えると関節にどれくらい負担がかかるのか 歩行時、膝関節には 体重の約3~4倍 、階段の上り下りでは 約5~7倍 の力がかかると報告されています。 つまり、 👉 体重が1kg増えると、膝関節には約3~4kg分の負担が増える 👉 階段動作では 5~7kg分 増える可能性があります。 この負担が毎日繰り返されることで、軟骨や周囲組織にストレスがかかり、関節痛のリスクが高まります
勝仁 林
2月9日読了時間: 5分


痛みがあると健康寿命は短くなる?〜関節痛・腰痛が将来に与える影響と対策
「健康寿命」とは、 介護が不要で日常生活を制限なく過ごせる期間 のことです。 日本では平均寿命が世界トップレベルにある一方で、 健康寿命との差(=不自由な期間)が長いことが課題 とされています。 引用;令和7年度版 厚生労働白書 この図は厚生労働省が示す平均寿命と健康寿命の推移です。 2022年時点では、健康寿命は男性72.57歳、女性75.45歳とされていますが、平均寿命との差はまだ大きく、 要介護状態で過ごす期間が長いこと が課題となっています。 痛みがある人ほど“介護が必要”になりやすい 厚生労働省のデータでは、要介護になる原因として 運動器の障害(関節・筋・骨) 転倒・骨折 脳血管疾患 が上位を占めています。 「運動器の障害」には、変形性膝関節症や慢性腰痛などが含まれ、 痛みを抱えることが要介護のきっかけになることが示されています。 これらの状態が進行すると、歩行量が減り筋力が低下し、転倒や日常生活の困難に繋がる場合があります。 このような円グラフでは、 運動器の障害が大きな割合を占めること が多く報告されています。...
勝仁 林
2月8日読了時間: 3分


セルフトーク実践編― 慢性疼痛(腰痛・膝痛など)の感じ方戦略
目次 実際または潜在的な組織損傷に関連する、あるいはそれに似た、不快な感覚的・情動的体験 なぜ言葉を変えると楽になるのか セルフトーク実践の3ステップ セルフトーク実践シート(記入式) まとめ 参考文献 慢性の 腰痛や膝痛、肩こり、首の痛み などが続いていると、「また悪くなったかも」「このまま治らないのでは」「動いたら壊れそう」といった言葉が、頭の中に自然と浮かぶことがあります。 こうした状態が 3か月以上続く痛み は、一般に**慢性疼痛(まんせいとうつう)**と呼ばれます。 慢性疼痛(腰痛・膝痛など)は、体の問題だけでなく、 脳・神経・感情・思考の影響 も受けることが分かってきています。 近年、**国際疼痛学会(IASP)**では、痛みを 実際または潜在的な組織損傷に関連する、あるいはそれに似た、不快な感覚的・情動的体験 と定義しています。 つまり痛みは、単なる体の感覚ではなく、**感情や考え方を含んだ「体験」**でもあります。 ここで重要になるのが、**セルフトーク(自分への言葉かけ)**です。 セルフトークとは何か セルフトークとは、...
勝仁 林
2月7日読了時間: 3分


大村市|― セルフトーク(自分への言葉かけ)で痛みを整える ―
目次 痛みは「体験」である なぜ慢性痛は「過度に」感じやすくなるのか セルフトークとは、自分自身に向けて無意識・意識的に行っている言葉かけのことです。 まとめ 慢性的な腰痛や肩こり、首の痛みなどが続くと、 「この痛みは治らないのでは」「また悪化するのでは」「動かすのが怖い」 といった不安が強くなることがあります。 こうした状態が続くと、実際の体の状態以上に 痛みを強く感じやすくなる ことが知られています。その背景には、脳や神経の働きが関係しています。 痛みは「体験」である 痛みの考え方は近年大きく変化しています。**国際疼痛学会(IASP)**では、痛みを次のように定義しています。 痛みとは、実際または潜在的な組織損傷に関連する、あるいはそれに似た、不快な感覚的・情動的体験である この定義が示すように、痛みは単なる身体の感覚ではなく、**感情や思考を含んだ「体験」**です。 つまり、不安・恐怖・過去の経験・注意の向け方などが、痛みの感じ方に影響することがあります。 なぜ慢性痛は「過度に」感じやすくなるのか 脳は、注意を向けた情報を重要なものとして
勝仁 林
2月6日読了時間: 4分


大村市|なぜ痛みを詳しく聞かないのか?整体からみた慢性痛への向き合い方
目次 痛みを詳しく聞かない整体という選択 国際的に定義されている「痛み」とは 痛みに「意識を向け続ける」ことで起こること あえて痛みを聞かない、という臨床エピソード これは「逃げ」ではなく、治療的配慮の一つ 痛みを「中心」にしない整体という考え方 まとめ 痛みを詳しく聞かない整体という選択 整体やリハビリというと、「どこが、いつから、どれくらい痛いのか」を詳しく聞くイメージを持たれる方が多いかもしれません。 もちろん、痛みの経過や背景を把握することは大切です。しかし当院では、人によっては、 あえて痛みについて深く聞かない ことがあります。 それは決して、「話を聞かない」「軽視している」という意味ではありません。むしろ、 その方の回復過程において負担が少ないと判断した結果の対応 です。 国際的に定義されている「痛み」とは 痛みの考え方は、近年大きく変化しています。その基準となっているのが、**国際疼痛学会(IASP)**が示した痛みの定義です。 痛みとは、実際または潜在的な組織損傷に関連する、あるいはそれに似た、不快な感覚的・情動的体験である この
勝仁 林
2月5日読了時間: 5分


大村市|慢性痛(肩こり・腰痛)が長引く人に多い不安・ストレスとの関係
目次 ― 痛みが長引くほど、心も疲れていませんか ― 慢性痛とは何か(簡単なおさらい) 不安やストレスが痛みを強くする理由 不安が強いと、体は「警戒モード」になる 「痛みが怖い」という気持ちが悪循環を生む ストレスが強いほど、痛みは長引きやすい 整体の視点:痛みと心は切り離せない 不安やストレスと向き合うための考え方 まとめ ― 痛みが長引くほど、心も疲れていませんか ― 腰痛や肩こり、首の痛みなどが何か月、何年と続いていると、 「この痛みはもう治らないのでは」「また痛くなったらどうしよう」 そんな不安やストレスを感じることはありませんか。 近年の研究では、 慢性痛は体の問題だけでなく、不安やストレスと深く関係している ことが分かってきています。今回は、 なぜ慢性痛と不安・ストレスが結びつきやすいのか どう向き合えば楽になりやすいのか について、科学的な知見も交えながらお伝えします。 慢性痛とは何か(簡単なおさらい) 医学的には、 3か月以上続く痛み を慢性痛と呼ぶことが一般的です。 慢性痛の特徴には、 ケガや炎症が治ったあとも痛みが続く...
勝仁 林
2月4日読了時間: 5分


大村市|腰痛をこじらせる人がやりがちな4つのNG思考と改善のヒント
目次 ― 慢性腰痛と上手につき合うために知っておいてほしいこと ― 腰痛をこじらせる人がやりがちな4つのNG思考 NG①「痛みがある=動いてはいけない」 NG②「原因は一つしかないはず」 NG③「年齢のせいだから仕方ない」 NG④「腰痛は我慢するしかない」 では、腰痛をこじらせないために何をすべきか? まとめ ― 慢性腰痛と上手につき合うために知っておいてほしいこと ― 腰痛が何か月、何年と続くと、「もう治らないのではないか」「この腰痛とは一生付き合うしかないのか」そんな不安を感じたことはありませんか。 整体の現場では、長く腰痛を抱えている方ほど、 体だけでなく考え方の部分でも負担を抱えている ケースを多く見てきました。 今回は、✔ 慢性腰痛とは何か✔ 腰痛をこじらせやすい考え方✔ そして これから何をしていけばよいのか を分かりやすくお伝えします。 慢性腰痛とは? 慢性腰痛とは、 3か月以上続く腰の痛み を指します。 ケガや炎症が治る期間を過ぎても痛みが続く状態です。 慢性腰痛では、 レントゲンやMRIで大きな異常が見つからない 検査上の変化と
勝仁 林
2月3日読了時間: 4分


痛みを和らげる体の仕組み|下降性疼痛抑制メカニズムを活かす方法
目次 下降性疼痛抑制メカニズムを日常生活でどう活かすか 下降性疼痛抑制メカニズムが働きやすい条件 痛い場所を動かさなくても、鎮痛効果は起こる 日常生活で活かすための基本ルール 実践しやすい具体的な動き 整体の視点:動いている人ほど回復が安定しやすい 痛みがある時の注意点 まとめ 参考文献(引用文献) 下降性疼痛抑制メカニズムを日常生活でどう活かすか ― 痛みがある時こそ「動き方」が大切 ― 痛みがあると、「できるだけ動かない方がいいのでは」と考えてしまいがちです。 しかし、人の体にはもともと**痛みを抑える仕組み(下降性疼痛抑制メカニズム)**が備わっています。この仕組みは、日常生活の中でも十分に活かすことができます。 大切なのは、 無理をしないこと正しい刺激を入れること です。 下降性疼痛抑制メカニズムが働きやすい条件 この仕組みは、次のような状況で働きやすくなります。 軽く体を動かしたとき 血流が良くなったとき 脳が「安全な動きだ」と判断したとき 不安や緊張が少ない状態のとき つまり、 強い運動や痛みを我慢する動きは必要ありません。 痛い場所
勝仁 林
2月2日読了時間: 4分
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