運動が続かない人へ|①「誰かと一緒にする」 誰かと一緒にすると続く理由
- 勝仁 林
- 1月24日
- 読了時間: 3分
更新日:3 日前

運動を続けるためには、気合いや根性よりも環境づくりが大切です。
「やる気が出たら運動しよう」「時間ができたら始めよう」そう考えていると、なかなか続きません。
実は、**「誰かと一緒に運動すること」**が運動継続につながることは、研究(論文)でも示されています。
論文からわかっていること
複数の研究において、
一人で行う運動より
誰かと一緒、または人との関わりがある運動のほうが
運動の継続率が高いことが報告されています。
これは、「意志が強い人が集団運動をしている」からではありません。人がもともと持っている行動特性によるものです。
なぜ「誰かと一緒」だと続きやすいのか
理由はとてもシンプルです。人は次のような状況になると、行動を続けやすくなります。
誰かに見られている
誰かと約束している
誰かと共有している
これらがあると、「今日はやめておこうかな」という気持ちが自然と抑えられます。
運動が続かない本当の理由
運動が続かない原因の多くは、「面倒」「今日はいいか」という感情です。
これは怠けているわけではなく、人としてごく自然な反応です。
しかし、誰かと関わることで、
サボりにくくなる
やったことを認めてもらえる
一人で抱え込まなくて済む
といった心理的な支えが生まれます。
これは意志の強さの問題ではなく、人の脳の仕組みによるものです。
整体の視点:一人で頑張る人ほど続かない
整体の現場でも、「一人で頑張ろうとする人」ほど、途中で疲れてしまうケースをよく見かけます。
反対に、誰かと関わりながら運動している方は、
無理をしにくい
途中でやめても戻ってきやすい
気持ちが折れにくい
といった傾向があります。
無理なく実践する方法
「誰かと一緒に運動する」といっても、必ず同じ場所・同じ時間にやる必要はありません。
続きやすい方法は、次のような形です。
家族や友人に「今日は動いた?」と聞いてもらう
運動したことを誰かに報告する
同じ目標を持ち、それぞれのペースで行う
一緒にやらなくても、つながりがあるだけでOKです。
一緒に歩く人がいない場合は?
ちなみに、私は散歩に妻を誘いますが、子どもの世話もあり、いつも断られます…💦
このように、「一緒に歩く人がいない」「一人の方が気楽」という方も、もちろんいます。
その場合は、無理に誰かを誘う必要はありません。
他にも運動を続けるコツはあります。
大切なのは「仕組み」を使うこと
運動を続けるために必要なのは、強い意志ではありません。
一人で頑張らない
環境に助けてもらう
人との関わりを少し使う
こうした「仕組み」を取り入れることが、継続への近道です。
まとめ
運動は意志よりも環境が大切
誰かと一緒にすることで継続率は高まる
一緒にやらなくても、関わりがあればOK
一人が合わない人にも、別の方法がある
無理に一人で頑張らず、「誰かと一緒に」という仕組みを、できる形で取り入れてみてください。
次回予告
次回は、**「一人でも運動を続けやすくなるコツ」**についてお話しします。一緒に歩く人がいない方も、心配はいりません。
参考文献(引用文献)
Carron AV, et al.
The influence of group cohesion on exercise adherence.
Journal of Sport & Exercise Psychology.
─ 集団・他者との関わりが運動継続率を高めることを示した研究。
Burke SM, et al.
Social support and physical activity adherence.
American Journal of Health Behavior.
─ 社会的サポートが運動習慣の維持に有効であることを示した研究。
WHO (World Health Organization).
Guidelines on physical activity and sedentary behaviour.
─ 社会的環境が身体活動に与える影響を示した国際ガイドライン。





コメント