症状がなくても進む生活習慣病|今から始める運動習慣
- 勝仁 林
- 1月30日
- 読了時間: 3分
更新日:2月4日

糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、症状がほとんど出ないまま進行することが多い病気です。
「痛くない」「つらくない」そのため、どうしても後回しになりがちですが、体の中では少しずつ変化が起きています。
血管や内臓への負担は、静かに続いている
例えば、高血圧では、自覚症状がなくても血管には常に強い圧がかかっています。
糖尿病でも、血糖値が高い状態が続くことで、血管・神経・内臓に少しずつ負担が蓄積していきます。
これらの変化は、ある日突然、症状として現れることが多いのが特徴です。
「何も感じない=大丈夫」ではない
症状がない状態は、「体がまだ頑張れている状態」とも言えます。
だからこそ、体が悲鳴をあげる前に、生活習慣を少し整えてあげることが大切になります。
特に重要なのが、運動習慣です。
運動は、体の中の流れを整える
激しい運動である必要はありません。軽い運動でも、体の中では次のような変化が起こります。
血流が良くなる
筋肉が使われ、血糖が消費される
自律神経が整い、血圧が安定しやすくなる
整体の視点では、**「動くことで体の巡りを保つこと」**が、将来の不調を防ぐ土台になると考えています。
だから「今、少し動く」意味がある
症状が出てから頑張るよりも、症状がない今だからこそ、無理のない運動が活きてきます。
歩く、立ち上がる、体を動かす。その積み重ねが、体を内側から守ってくれます。
症状がある人ほど、運動は続きにくい
一方で、腰痛や膝の痛み、体のだるさなど、何かしらの症状があると、「今日は動かない方がいいのでは」と感じるのは自然なことです。
実際、痛みや不調がある状態では、運動への意欲はどうしても低下しやすくなります。
動いたら悪化しそう
そもそもやる気が出ない
そう感じる方も少なくありません。
それでも大切なのは「やめないこと」
ここで大切なのは、運動を頑張ることではなく、完全にやめないことです。
調子が悪い時ほど、「できる範囲で、少しだけ動く」という選択が、後々の差につながります。
ハードルの低い運動が、習慣を作る
痛みや不調がある時に必要なのは、強度の高い運動ではありません。
例えば、
立ち上がる時に、ゆっくり動く
椅子から立ったあとに軽く体を伸ばす
その場で足踏みを10回する
こうした短時間・低負荷の動きでも十分です。
「これならできそう」と思えるレベルまでハードルを下げることが、継続のコツです。
毎日続けることで「やるのが当たり前」になる
ハードルを下げた運動を毎日続けていくと、次第に「やるかどうか迷わない」状態になっていきます。
これが習慣化です。
1回の運動量は少なくても、続いていれば体は確実に反応します。
整体の視点:痛みがあっても動いている人の共通点
整体の現場でも、痛みがあっても少しずつ動いている方は、動かなくなってしまう方に比べて、回復のペースが安定しやすい印象があります。
「痛みがあるから動かない」ではなく、「痛みがあるからこそ、できる範囲で動く」。
この考え方が、長く体を守ることにつながります。
まとめ
生活習慣病は、症状がなくても進行する
軽い運動でも、体の中では良い変化が起きている
痛みがある時ほど、ハードルを下げた運動が大切
完璧を目指さず、やめないことが習慣化につながる
次回予告
次回は、**体に備わっている「痛みを抑える仕組み」**について、整体の視点からわかりやすく解説していきます。





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